プロコース 卒業生インタビュー濱田さん

プロコースはどうして参加しようと思いましたか?

僕の場合は、最初から「プロのセラピストになりたい」という気持ちがあって、仕事の都合でホームケアコースで学んでからプロコースを学ぼうと思っていたので、今回プロコースに入学しました。

実際に参加してみていかがでしたか?

ヘビーでした(笑)一番ヘビーだと思ったのは、実技や宿題もそうなんですが、プロコースで学ぶことは、とにかく人間性。

自分のこれまでの人生、どう生きてきたのか、どう人と関わってきたのか?ということを本当に見つめる時間だったので自分が一番感じたことは「僕は人としてどうなんだろう。」というところまで、ある意味突きつけられて、反省という言葉では言い表せないぐらい自分のこれまでの在り方を壊さないとこの先の人生を歩んでいけないと思うぐらい、自分を見つめる時間でした。

この半年間で一番印象に残っていることは何ですか?

これまで、わかりやすく言うと、自分中心に本当の意味で人を思いやることなく、自分がやりたいように、自分が思うように、たとえ人を傷つけたとしても自分がやりたいように。ってこれまできたんですね。それは、それで幸せで、楽しかったですが、それで良いのか?と学んでいく中で思ったんです。

それは、小さい単位で言えば妻。先に亡くなりましたけど、結局、妻を思いやることなく彼女が旅立ってしまったっていう本当に悔恨の念というのも生まれましたし、家族に接する気持ち、自分が関わっているコミュニティーとの関わりを考え直しました。

おそらく、今までも色々な人に指摘やアドバイスはもらったと思います。でも、「自分には自分のやり方がある」と突っぱねていたのだと。しかし、セラピストという在り方をとろうとしたときに「これじゃダメだ。」と壁にぶつかりました。人生を生きていくうえでそこを見せていただいたことが技術うんぬんではなく、このプロコースで学んでよかったことです。

これまで、理論武装して、人と言い合いになっても勝つことができた。でも施術はそのような小手先の表面のことはまったく通用しない。自分の生き方、自分の在り方が普段の生活、普段の人への思いやりが全部、施術に出てしまうのでごまかしがきかないそれが衝撃的でした。やれば、やるほど、自分の在り方が思い知らされる。それは、施術があったからこそ、自分の在り方が大切だということに気づけたのだと思います。

今後の目標などはありますか?

2つあります。1つは、週末自宅で開業すること、そして、もう1つは、今回大きな気づきをいただいたので、ここから人間性を磨いて、思いやりのある人間になるために成長していきたいと思います。

このプロコースはどのような方におすすめしたいですか?

人を癒すセラピストとしてやりたい人はたくさんいると思うので、どこかそこかの学校で技術だけを学ぶということではなく、もちろん、FMT整体の技術は稀有な素晴らしい技術だと思っていますが、それだけでなく、ここで人としてということを、どうせセラピストとしてやっていくのではあれば、学んだ方が良いなと思います。また、開業しない人であっても、大きな学びがあると思いました。

タイトルとURLをコピーしました