FMT整体セラピスト養成学院

卒業生の声

大久保 洋子

プロコース

卒業後の歩み

  • FMT整体 認定セラピスト
  • プロコース19期生卒業

プロコースはどうして参加しようと思いましたか?

 ホームケアコースでの学びをもっと深めたかったからです。

私は元々、FMT整体の患者で、膝の持病を治療するために、2018年から東京目白院に通っていました。

ホームケアコースに入学したのは、私と似た膝の状態を抱えながら、セルフケアを続けてフルマラソンを2回走ったという、目白院の先生の言葉がきっかけでした。セルフケアによってそこまでできるようになるなら、私もそうなりたいと思い、入学を決めました。

ホームケアコースでは、FMT整体の基礎技術はもちろん、技術よりももっと手前の、人間として、セラピストとしてどうあるかを学ぶことができましたが、卒業となってみると、まだ足りない気持ちがありました。学院で教わった、人を癒すことや、与えることの意味も、まだ十分にはわかっていないように感じました。

もともと職業的セラピストになろうという強い気持ちはありませんでしたが、練習のために始めていた施術会などを通して、心身に病を抱えている方の痛みや苦しみを抜く助けになれたら、という思いも芽生えていました。

何より養成学院という学びの場が好きでしたし、講師の柴田先生、三輪先生をはじめ、院の先生方の人間的な魅力にも惹かれていて、FMT整体から離れがたい気持ちがありました。

そんな中で、目の前にプロコースという道が開かれている以上、この先何をしたいのか、どこまでいけるかわからなくても、いけるところまでいってみようと思いました。学ぶなら今しかない。本気で取り組めば、きっと道は開ける。そんな気持ちでした。

実際に参加してみていかがでしたか?

卒業後の明確な目標はありませんでしたが、学院生でいられるのはこの半年で最後だと思っていたので、できることはすべて、全力でやろうと決めて臨みました。

始まってみると、宿題や課題は物理的な分量が多いだけでなく、心の内側と深く向き合うことが多く、一つ一つにしっかりと時間をかけて取り組む必要がありました。

課題を進める中で、自分がとらわれている思考の癖にも気づきました。長年かけて絡まり合ったものをほどいていくのは簡単なことではなく、すぐに何かが変わったわけではありません。

それでも卒業前から少しずつ、人とのかかわり方や、物事の受け止め方がそれまでとは違うものになっていき、学院で学んだことが生活に表れてきた感覚がありました。

また、院の先生方をはじめ、多くの人に支えられてきたからこそ今があることも強く感じられるようになりました。仕事や家族の事情も重なり、これまでにないほど多忙な半年でしたが、周囲の方々のおかげで、「やり切った」という気持ちで卒業を迎えることができました。

その後も、内面の変化は少しずつ続いています。変わったかなと思うとまた元に戻っているように感じられたり、それでも以前とは少し違う視点があったりして、「変化はらせん状に起こる」と学院で教わったことは本当にその通りだと実感しています。

この半年で得たものは、施術の技術だけではありませんでした。人との関係の中で、どう生きていくかを学ぶことができたのが、私にとってはとても大きな意味がありました。

半年間で一番印象に残っていることは何ですか? 

「戦友」である同期の仲間たちとの関係が印象に残っています。同じ宿題に取り組み、それぞれの課題を共有し合う中で、ふだんの人間関係にはない特別なつながりが生まれていきました。

毎週、期限が近づくと、ほかの人たちの宿題が次々と上がってきました。みんな頑張っているんだと励まされながら、私も続けることができました。

卒業試験の前には集まって練習会をしたり、施術について話し合ったりしました。また、同期の一人が楽器をやっていたことから、みんなで音楽隊を組み、施術練習の合間に合唱の練習をしました。その成果を先生方の前で披露できたことも、忘れられない思い出です。

良い面だけでなく、弱さや未熟さも含めて受け止めてもらえたことは、今振り返っても有難い経験でした。

ホームケア時代の仲間も含め、一人一人がそれぞれの道を選び取って歩んでいる姿を見るたびに、このメンバーと学べたことを嬉しく思います。

今後の目標などはありますか? 

院の先生方のようなセラピストになりたいです。

身体の不調からくる仕事や生活への影響に悩んでいた頃、行き着いたのがFMT整体東京目白院でした。当時の総院長だった柴田先生の施術を初めて受けた帰り道、身体が羽根のように軽くふわふわしていた感覚を今でもはっきりと憶えています。そこからFMTとのかかわりが始まりました。

先生方には、身体だけではなく、心が弱った時にも寄り添っていただきました。さまざまな場面でかけていただいた温かい言葉は、その後もずっと私を支えてくれています。 

仕事の重圧で自分を見失いかけていた頃、柴田先生から「大久保さんは大事ですから」と声をかけていただいたことがあります。

その瞬間は、きちんとその言葉を受け止められませんでした。ただ、その後何年も経った今でも、つらく苦しい時には、そう言ってくださった時の先生の声やお顔が浮かんできて、前向きな気持ちを取り戻すことがあります。何かが解決するわけではなくても、「大事」と思ってくれる人がいるということは、こんなにも人を励ましてくれるのだと思います。

学院生となってからは、時に厳しく、時に優しく、辛抱強く歩みを見守ってくださいました。患者という立場で始まったFMTとのかかわりから、施術をする側というもう一つの役割が生まれ、多くの人のお身体に触れるようになった今も、先生方は私にとって、導いてくださる存在であり、大きな目標です。

これまで先生方から受け取ってきたものを、今度は私自身の言葉やかかわり方で、誰かに渡していけたらと思っています。痛みや苦しみを抱えている人にも、本来はその人自身の中に、良くなっていくための力があるはずです。その人がもう一度その力を取り戻し、希望をもって人生を歩んでいけるよう、伴走していけたら。そのために、これからも学びを続けていきたいです。

このプロコースはどのような方におすすめしたいですか? 

今の自分について「このままでいいのか」と感じている人、仲間と切磋琢磨しながら、これからの人生をより良いものにしたいと願っている方におすすめしたいです。

全員がプロの施術家になるわけではないかもしれません。けれど、学院での学びを通して、自分と向き合い、心と身体の不思議なつながりに触れることは、その後の人生を少しずつ変えていくのではないかと思います。

真剣に取り組むほど、時には苦しいと感じることもあると思います。それでも、一つ一つ経験を重ねていく中で、これまで知らなかった自分の一面や、新しい可能性に出会えるでしょう。振り返った時には、苦しかった時間もまた、その先を進んでいくための力になってくれると思います。

学院には、そんな学びの過程を、励まし、𠮟咤し、見守りながら、ともに歩んでくれる人たちがいます。

これからプロコースに挑戦する方には、ぜひこの半年間を楽しみながら、精一杯過ごしていただけたらと思います。

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